国語の記述欄には、本文と同じ言葉を書いたのに赤い線が引かれています。

読んだつもりと、問いに答えたことの間にずれがあります。完全1対1で、本文の根拠と本人の答案を並べます。国語をセンスの一語で片付けません。

この塾で起きること

・記述の問いでは、誰について何を答えるのか、理由と内容のどちらを求めるかを整理します。本文に同じ語があるだけでは、答えの条件を満たしたことになりません。選んだ言葉がどの条件に対応するかを本人が示します。自分の感想を述べる作業と、本文の理由で答える作業を分けます。設問を読んだ段階の判断まで戻り、答案のずれが生まれた場所を確かめます。 ・語彙は辞書の説明だけで覚えず、ここではどの意味かを文章の中で確認します。知らない言葉のために読めないなら、文の構造の説明だけでは疑問が残ります。漢字も、形を書けること、読めること、語として意味が分かることを分けます。本人の誤りを見て、読みの課題と文字の課題を扱います。覚えた言葉を別の文でも説明できるか試し、読解へつなぎます。 ・書き直しでは、足した内容、削った内容、つなぎ直した部分を見ます。必要な根拠が離れた箇所にあるなら、それらの関係を考えてまとめます。長く並べるだけでは、答案の理由が伝わらない場合があります。講師の模範解答と比べる前に、自分の答えの構造を話します。正しい文章を写して終えるより、何が足りなかったかを言葉にして、次の記述の確認点にします。 ・選択肢は、合っている表現だけでなく本文と違う部分も見ます。対象が変わったのか、程度が強すぎるのか、理由が入れ替わったのかを確かめます。見覚えのある語が入っているだけで選ぶと、本文にない説明も読み落とします。誤った選択肢を消すときも、違うと判断した根拠を示します。なんとなくという読みから進み、選んだ答えを本人が言葉で説明します。

向いている子・向かない子

読解の根拠や記述の直し方を、自分の答案で教わりたい子に向きます。模範解答を書き写すことだけを求める子には、読み方を対話する授業は合いません。

授業の形と料金

国語の教材と学年をもとに、受講内容に合う区分を選びます。料金例は通常の完全1対1を週1回受ける場合の月額で、1回の授業は90分です。 月額は税抜/税込の順で記載しています。 ・小学生90分:29,980円/32,978円 ・中1中2:29,980円/32,978円 ・高1高2:33,980円/37,378円 入塾金は25,000円(税抜)/27,500円(税込)、登録費は5,000円(税抜)/5,500円(税込)です。 授業料のほかに、毎月の諸経費は5,000円(税抜)/5,500円(税込)です。

教室

所在地は東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4Fです。 JR中央線・武蔵境駅から徒歩30秒です。 対面の授業時間は15:00〜21:30、Zoomのオンライン授業時間は10:00〜24:45です。 電話は0422-27-7828、受付は365日・24時間です。 読む練習と受講日を組み合わせる際も、第5週は閉室で授業を行わない点を踏まえます。

よくある質問

鉛筆の前に言葉を置く書き出せない記述に、口で答える

記述の最初の言葉が出ない。答案用紙を見たまま、授業の時計だけが進む。そこで「書けるまで考えて」で待つのではなく、読み取ったことを口にする。人物は何をした。前と後で何が変わった。講師と生徒の完全1対1なら、まだ文章になっていない言葉も相手に渡せる。90分の机には、問題文と答案だけでなく、話して初めて出てきた考えも乗る。 例えば、理由を聞かれているのに、出来事を順に話してしまう。講師はその話を受け取り、問いの言葉へ戻す。「なぜ」と言われた場所で必要なのは何か。生徒が口にした内容から、答えの中心になる部分を選ぶ。本文の言い回しを借りる場合にも、ただ長く写さない。誰の何を説明している言葉なのかを確かめ、答案に入る形へ整える。最初の文が出れば、次に不足した主語や理由を足す作業に進める。 書いた文を自分で読むと、頭の中ではつながっていた内容が紙では飛んでいることに気付く。「それ」が指すものは何か。原因と結果の順は合うか。講師の完成文を写す前に、生徒の文を直す。消して全部をなかったことにせず、残せる言葉を探す。授業後に取り組む宿題も、長い文章を書けばよいという課題にはしない。説明の抜けた箇所を自分で補う練習へつなげる。記述欄を埋める手が、本人の言葉で動く時間を作る。

家の机と授業をつなぐ読む宿題を、読み返すだけで終えない

授業で扱った文章を家へ持ち帰る。内容を覚えているから、目を通せば分かった気になる。けれど、本文を閉じて何が書かれていたかを話すと、肝心なつながりが抜ける。アクティブリコールは、国語でも使える。登場人物の心情や筆者の主張を、解説を見ずに自分の言葉で出す。正確な引用が必要な箇所は、後から本文を開いて照らし合わせる。 週の途中で別の文章を読む日には、前の授業で直した書き方も思い出す。理由の説明に主語が足りなかったなら、今度は誰の理由かを答案に残す。語の意味を取り違えていたなら、前後の言葉まで読む。前の答案を見ながら似た文を作るだけでは、違う文章に使えるか分からない。間隔反復で以前の課題へ戻り、覚えている部分と曖昧な部分を分ける。語彙も読解も、忘れた箇所から次の仕事が決まる。 授業前に自習室を使う場合は塾の許可が必要だ。そこでは、読んだページ数だけを増やすより、聞きたい設問を残しておく。解説に納得できなかった選択肢や、書き直しても収まらない記述を、次の机へ持っていく。通塾が難しければオンラインでの学習も相談できる。家で作った答案を起点に講師と話す流れは変わらない。読む、思い出す、書く、話す。その週に自分が行った仕事が紙で見える。

点数の後ろの読み方国語の面談には、読んだ跡を持ってくる

「本は好きなのに国語の点が取れない」。保護者のその言葉の隣に、生徒のテストを置く。読み終えた速さと、問いに合わせて答えた内容は別の材料だ。選択問題では合っていても、記述に必要な関係を言葉にできない場合がある。反対に、内容を話せるのに、答案にまとめる段階で止まることもある。読書量だけで説明せず、紙に残った読み方を見る。 無料の事前診断テストと入塾前カウンセリングでは、今の課題を学ぶ目的に結び付ける。学校の学習を追いたいのか、受験の文章に向き合いたいのか。国語という大きな括りの中でも、必要な練習は変わる。授業で扱う教材の話と、家庭でどこに困っているかの話を合わせる。本人が「答えは合っていると思った」と言うなら、その判断を出発点にできる。講師へ渡すのは点数だけではない。 その後の保護者面談でも、宿題を全部終えたという報告から少し先へ進む。言葉の意味を調べてから読めた箇所。問いの条件を落とした答案。本人が書き直して説明を足した文。そうした具体があれば、家で何を見守るかも話せる。赤い線を減らすことだけで勉強を数えない。自分の考えを、読み手に伝わる文章へ変える。その仕事の続きを、教室と家の机で担う。

赤い線の理由を、自分の言葉でつかむ。